RubyReader復活

先日、読書ソフトは『TTBookReader』!と紹介したばかりですが、懐かしの『RubyReader』を試したところ、これが軽くて使いやすくて、今はこちらに変えています。
かつてモバイルギアを使っていた頃、『RubyReader』は必須の読書ソフトでした。しかしやがて私はモバギをやめ、Palmに移行。Windows Mobileマシンはずっと使ってきませんでしたので、このTreo750でようやく『RubyReader』を復活させることが出来ました。
シリアルはモバギで登録していたシリアルがそのまま使えました。
初め起動すると、このように真っ白な画面です。しっかりソフトキーにも対応してくれています。すごいですね。

ファイルを選ぶと、このようにちゃんと表示してくれます。

ただ、フォントの相性の問題か、MSゴシックのみ、きれいな縦書きを表示し、そのほかのフォントだと、少し縦のラインがうまく表示されません。でも、十分ですね。
全画面表示にはなりませんが、読書に不足はありません。ちなみに、全画面表示ソフト『フルスク』を使うと、画面下中央の『あ』が残ってしまい、うまく全画面表示できないです。
これが設定画面。




『TTBookReader』はとても使いやすい読書ソフトです。しかし、Treo750ではファイルオープンのダイアログが全部表示されないことと、改ページ時に一行重ねることが出来ないという仕様があり、これは残念ながら使い勝手を大きく落としていました。しかし、『RubyReader』はそれをちゃんとクリアしてくれています。
『RubyReader』は、以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.randmax.jp/rr/
私が使っているのは『開発版(バージョン2.5)』です。上記サイトからリンクが張られています。更新日が2002年5月ということですので、もう6年前のソフトということになりますが、2008年現在、Treo750での使用にはほとんど問題ないといっていいと思います。すごいソフトです。

Wasabiで携帯サイト

ついにTreo750Wasabiがスムーズに動きました。作者の方には感謝です。これで、Treo750で携帯サイトを閲覧できます。
Wasabiはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/wasa_bi/
そして、Treo750への導入方法はこちらを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
http://toybox.air-nifty.com/zero3/2008/09/treo750-wasabi2.html
実は私、一時期X02HTも使っていました。その時はWasabiに大変お世話になっておりまして、Treo750に持ち替えてからはちょっと困っていたんです。でもまあ、しょうがないかなと思ってましたが、やっぱり携帯サイトが見れると便利です。
私が携帯サイトを使いたい目的は一つだけといっても良いでしょう。
エクスプレス予約です。


このように、バッチリ!
エクスプレス予約は、ネットで予約した場合は、変更もネットからしか出来ないという融通の効かなさ。電話で変更できないんです。なので、今までは変更できずに困っていました。
しかし、これで出張中の予定変更にも対応できます。
ますますTreo750が便利になりました。というか、もうこれで完成形か?というくらい使い勝手が良くなりました。
あとはたびたび起こるフリーズをうまく切り抜けるだけです。それが一番大変、という声もありますが・・・・・。

標準サイズで1600mAのバッテリ

いつもPalmFanを見ています。Palm関係の情報では欠かせないサイトです。
先日、TreoProの拡張バッテリ発売中の情報が載っていて、もしかしたらTreo750のバッテリも売っているのではと思ってアクセスしたら、案の定ありました。探していましたのでラッキーです。

http://www.seidioonline.com/ProductDetails.asp?ProductCode=BASI16TR680S

仕様は以下の通り。

            • -

Treo750/680対応の拡張バッテリ。
通常サイズで1600mAh(通常は1200mA)。
初めは8時間の充電時間が必要。
5〜6回のフル充電を経てパフォーマンスが向上。
180日間の保証期間あり。

            • -

49.95ドル。
日本への送料が24.57ドル、合計74.52です。
いくら円が高くなったとはいえ、1ドル98円計算でも約7,300円。安い買い物ではありませんが、かつて私は、Apple PowerBook Duo 280cというマシンのバッテリ(新品でも1時間しか持たない)に18,000円出したことがあるので、やや感覚がマヒしているのかもしれません。なので、それほど高いと感じません…。
むしろ、もう旧機種となってしまったTreo750の標準サイズ拡張バッテリを売ってくれているというだけで、なんだかうれしくなったのです。

Treo750で4GB

ネットをウロウロしていたら、偶然こんな記事を見つけました。
『WindowsMobile5のTreo750では2GBミニSDまでしか認識できないが、WindowsMobile6のTreo750ではSDHCの8GBまで認識できるようになる』
えーーー!!これは本当ですか!?
記事はこちら。
http://blog.livedoor.jp/tosirof/archives/51922117.html
あのモバイルプラザさんが言うのだから間違いないでしょう。ということで、さっそく買ってきました。さすがに8GBは必要ないので、4GBのMicroSDカードを購入。
そう、Wikipediaの辞書データを入れたかったのです。今まで使っていたメモリカードは2GBなので、さすがに1GB以上もあるWikipediaは入れれませんでした。しかし、メモリカードが4GBあれば十分。
私が持っているWikipediaのデータは、雑誌の付録で付いていたデータなので、最新版ではありませんが、それでも1.6GBもあります。内容は十分といってもいいでしょう。
結果、見事に認識しました。4GBのMicroSDカードをMiniSDのアダプタに差してTreo750に入れましたら、ちゃんと認識してくれました。辞書ソフト『EBPocket』で、しっかりとWikipediaデータを読み取ってくれました。読み込み速度も十分です。
おそらく、モバイルプラザさんが書いているとおり、8GBも認識するのでしょう。
すごいですね、WM6は。これだけで、WM5よりもWM6の方が格段に使い勝手が上がっていると言えるでしょう。

081221・追記:
8GBも認識しました。ありがたいです。

Treo750のテキストエディタ

Treo750テキストエディタを使うことはあまりありません。デフォルトでインストールされている『Notes』というメモソフトでほとんどの文字打ちは間に合います。
結局、Treo750で打つテキストは文字通り“メモ書き”なので、いずれはメールでパソコンに転送して仕上げることになるからです。昔のようにPDAでガンガン文字打ちすることはなくなりました。やはり、長文の文字打ちや企画書の草案などは、パソコンで作っていく方が精度が上がります。
昔、まだモバイルギアを使って出張中にテキストを作っていた頃は、PocketWZ Editorを愛用していました。しかし、それも昔の話。今は、ちゃんとした文字打ちは会社のマックの愛用エディタ、Jeditでやるか、VAIOに入れてあるWZ Editorで打ちます。
では、Treo750にはテキストエディタは必要ないのかというとそういうわけでもありません。ちょっとしたアイデアを思いついて文字で記録したり、それをコピペなどで少し推敲したり、そんな時はよくあります。
その時に使いのが、前述のメモ帳『Notes』です。ほとんどこれで事足りてしまいます。『Notes』はとても使いやすいメモ帳です。『開く』や『保存』、『閉じる』などのメニューがありませんので、ほんとにPalmOSに付属しているメモ帳に似ています。
しかし、このメモ帳はテキストファイルが読めません。何しろ『開く』というコマンドがないくらいですから、独自形式に特化しています。X02HTに付属している『Notes』はテキスト形式なので便利ですが、Treo750は独自形式です。
ということなので、Treo750でテキスト形式のファイルを読み書きするときに、テキストエディタが必要になってくるのです。
私が愛用しているのは『Jot』というソフトです。

これは、とても素晴らしいソフトです。テキストエディタは文字しか扱わないので、文字の扱える柔軟性が高いほど、使い勝手が上がります。この『Jot』は、フォントのサイズや行間の指定が出来て、それはちゃんと初期設定で保存できます。また、背景色や文字色を自分の好みに変えることも出来て、さらにMS-DOS形式だけではなく、UNIX形式、Mac形式のテキストファイルも読み込みできます。まるでWZEditorみたいです。ソフトキーを使えて、開く、閉じる、保存のオペレーションも最低限の操作を考慮したモバイル環境重視の設計。しかも、これでフリーウェアというのですから、本当に作者の方には感謝です。

ファイルを開くダイアログは、GSGetfileという機能拡張を入れると操作がラクになるように設計されています。

このように多種多様な設定が可能です。
『txt』形式のファイルは『Pocket Word』に関連づけせず、たとえば『Jot』のように洗練された軽快なテキストエディタに関連付けしたほうが後々ラクになります。
WindowsMobile用のテキストエディタは、シェア、フリー含めていくつかリリースされていますが、私は断然『Jot』がおすすめです。

10年目の相棒たち

北新地のスタバ。心地良いアメリカンルーツミュージックがゆるーく流れてて、のんびりアイデア出しするには良い時間。テーブルの上には、TungstenCTreo750モレスキンのノートとペリカンジュニアの万年筆。なんだかブランドばかり並べ立てた嫌みな感じがしないでもないですが、これが自分の日常で欠かせない道具だからしょうがないですね。
このテキストはTreo750で打ってます。ソフトは標準で付属している『Notes』。変換はATOK MOBILE。
自分にとって必要不可欠な組み合わせ。道具は人が使いこなすものですが、道具のチカラが自分を活かしてくれるということも事実。会社ではこれにMacが加わりますが、移動環境での組み合わせは、TungstenCTreo750モレスキンのノートとペリカンジュニアの万年筆。
しかし、それらの一つ一つは完璧じゃないです。どれもなにがしかの欠点、足らないものがあります。
TungstenC無線LAN以外の通信ができない。Treo750は時々フリーズする、モレスキンは割高、ペリカンはインクが切れたら書けない。
それでも、自分にとって無くてはならない相棒のようなものだと感じてます。
まるで、先輩というよりは親友のようでもあり、恋人というよりは女房のようでもあり、得意先というよりは一緒にものづくりしてくれる仕事の仲間のようでもある。
ありがたいことだと思います。
自分がビジネスと日常を一体化させて求めてきたモバイル環境は1998年のApple社製サブノート、PowerBook Duo 280c から始まりました。その後、文字打ち環境はモバイルギアVAIO Type-Tなどの助けを借りつつ、手帳は、パーパスとプレサリオ213というWindowsCE PsPCがまったく使い物にならずに挫折してから、Palmとの出会いでPDAのすばらしさに開眼し、PalmVxから500、515を経て足かけ10年、ようやく快適な環境が見えてきました。
長かったですが、今はただ嬉しいという気持ちです。

メモ帳に特化したPDA

これはオモシロイです。
キングジムから発売される『ポメラ』なるメモ帳に特化したPDA
http://www.kingjim.co.jp/pomera/index.html
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/21/news069.html

キーボードは良さそうですし、なによりATOKです。このディレクションは素晴らしいと思います。それに、モノクロハイコントラストディスプレイ。ここも素晴らしい。さらに単4乾電池駆動。それに、メモリカードもUSBも対応。重量が370グラムという点が惜しいですが、それでもかなり魅力的な端末です。
もしかしたら、この商品を企画した人はPDAユーザなのかもしれません。それほどに、モバイル環境でのテキスト作成に関してつぼを押さえた仕様です。
しかしビジネスモデルとしてはPDAの領域になってくると思いますので、この商品が成功するのはかなり難しいと思います。ちゃんとテキストを打ちたい人は、必要な環境ではおそらくモバイル対応のノートパソコンを持参しているでしょうし、それ以外の移動環境では、簡単にモを取るなら携帯で出来てしまいますので、多くのビジネスパーソンにとっては食指を動かされることは無いと思います。
そして、価格が27300円。非常に難しい価格を設定してますので、相当苦戦すると思います。なので、この商品に魅力を感じた人は出来るだけ早めに購入しておいて方がいいでしょう。無くなってしまうと思いますから。
それから、登録単語が100語。これは、まともにテキスト打ちを考えているユーザには少ないでしょうね。
私は少し惹かれます。買うかもしれません。でも、キーボードでの即応文字打ちはTreo750やTCで出来てしまいますので、、どうかなあ。