10年目の相棒たち

北新地のスタバ。心地良いアメリカンルーツミュージックがゆるーく流れてて、のんびりアイデア出しするには良い時間。テーブルの上には、TungstenCTreo750モレスキンのノートとペリカンジュニアの万年筆。なんだかブランドばかり並べ立てた嫌みな感じがしないでもないですが、これが自分の日常で欠かせない道具だからしょうがないですね。
このテキストはTreo750で打ってます。ソフトは標準で付属している『Notes』。変換はATOK MOBILE。
自分にとって必要不可欠な組み合わせ。道具は人が使いこなすものですが、道具のチカラが自分を活かしてくれるということも事実。会社ではこれにMacが加わりますが、移動環境での組み合わせは、TungstenCTreo750モレスキンのノートとペリカンジュニアの万年筆。
しかし、それらの一つ一つは完璧じゃないです。どれもなにがしかの欠点、足らないものがあります。
TungstenC無線LAN以外の通信ができない。Treo750は時々フリーズする、モレスキンは割高、ペリカンはインクが切れたら書けない。
それでも、自分にとって無くてはならない相棒のようなものだと感じてます。
まるで、先輩というよりは親友のようでもあり、恋人というよりは女房のようでもあり、得意先というよりは一緒にものづくりしてくれる仕事の仲間のようでもある。
ありがたいことだと思います。
自分がビジネスと日常を一体化させて求めてきたモバイル環境は1998年のApple社製サブノート、PowerBook Duo 280c から始まりました。その後、文字打ち環境はモバイルギアVAIO Type-Tなどの助けを借りつつ、手帳は、パーパスとプレサリオ213というWindowsCE PsPCがまったく使い物にならずに挫折してから、Palmとの出会いでPDAのすばらしさに開眼し、PalmVxから500、515を経て足かけ10年、ようやく快適な環境が見えてきました。
長かったですが、今はただ嬉しいという気持ちです。