2009年も、Palm

2008年末にはPalm社が新たなハンドヘルドを開発していないことがニュースになりました。そして、2009年にはPalm社の新しいOSが発表されるとか。
私は、そんなことはどうでもいいんです。申し訳ないけど。もちろん、Palm社にはがんばってほしい。会社も存続してほしいし、良い製品は出してほしい。しかし、私が今使っているデバイスTungstenCであり、Treo750です。まったく不満が無いとは言いませんが、でも、素晴らしいマシンです。私は、この二つのマシンに“出会った”のです。
例えは極端ですが、“女房”みたいなもの。そう言ってもあながち間違いではないです。女房は、完璧じゃない。不満も多くあります。こうだったらいいのにとか、いろいろあります。しかし、女房は、自分が惚れた女であり、自分の良いところも、悪いところも、なんでもわかっています。そして、私はそんな女房を、やっぱり信じている。相棒であり、戦友であり、仲間でもある。まあ、別の女の方がいいかも、と思うときはありますがね(笑)。それでも女房はありがたい存在です。
私にとってPalmTungstenCTreo750)は、そんな存在です。
会社では私はいまだにMacOS9でAdobe Illustrator 5.5Jを使っています。Photoshopのバージョンも6.0です。まったく支障はありません。新しい物がいいのではない。自分にあったもの、自分が本当にしっくりなじんで、自由に、心自由に使える相棒こそ必要だと思っています。
今でも万年筆を使う人がいるように、古いフォルクスワーゲン・ビートルやミニに乗っている人がいるように、道具は人それぞれ。自分にあった道具を見つけることがどれほど大変で、どれほど貴重なことか。
Palmに出会って人生が変わりました。同じ事がMacにも言えます。脱線しますがギブソンアコースティックギター、ホーナーの10ホールハーモニカもそうです。これは大げさではなく、自分の生活スタイル、仕事スタイル、それらが大きく変わりました。
これからもPalmを使い続けます。
2009年もPalm
私にとっては、これは自分が自分であるための、なくてはならない道具なのです。