Treo750でPalmOS

噂のStyleTapを試してみました。
これは凄いです。スピードはオリジナルのPalmと遜色ありません。デフォルトは160ピクセル平方なので、240平方のTreo750では拡大されるのでジャギーが出てしまいます。でも、フルスクリーンで表示されますので、まるでPalmOSを使っているような感じです。もちろんエミュレータですので、いろいろ不足部分はあります。その最たる部分は、日本語化出来ないということです。しかし、日本語化しなくても使えるソフトは全く問題ありません。
インストールにはcabファイルが用意されていますので、ものすごく簡単です。cabファイルをインストールしてから、PalmのアプリケーションをタップするだけでStyleTapに登録するかどうか聞いてくるので、OKするだけ。本当にあっけないほど簡単。かつてDOSエミュレータPocketDOSを苦労してインストールしたことがありますが、このStyeTapは本当に簡単です。そういう部分も凄いですね。

これがホーム画面。


Palmでは必須ソフト、KsDatebook。残念ながら日本語が通りませんので使用不能です。でも、ちゃんと表示できてますね。動作も普通のスピードです。


愛用のMuthUも完璧に動作します。スピードは、エミュレータ上で使っていることを忘れるくらいのレスポンス。フルスクリーンで表示できるので、Windows MobileバージョンのMuthUよりも使い勝手は良いです。


WorldMateも、Windows Mobile版よりも使いやすいPalmバージョン。


このStyleTap。Windowsフォルダにいくつか機能拡張ファイルをインストールしますので、残念ながら若干動作が不安定になりました。起動して終了する度にメモリの解放をするのですが、それがちょっとTreo750ではしんどいようです。
私の場合、日本語化しなくても使える常用ソフトはMuthUとWorldMateの二つしかありませんので、それならWindows Mobile版の同様のソフトでもなんとか使えてしまいます。
もちろん前述したように、Palm版の方が使い勝手はすぐれています。しかし、マシンを不安定にさせてまで使いたいかというと、そうではありません。

今後のバージョンアップで改善されていくかもしれませんので、注目しつつ、見守っていきたいと思います。