会社でも家でも、hp12c

RPN電卓に興味が出たのは、Palmの情報をあれこれ探しているときに、偶然RPN電卓ソフトに出会ってからです。なので、私はPalmのソフトを知ってから現実のhp電卓を知ったという順序なのです。
初めて購入したのがhp12c Platunum。この銀色のデバイスです。本当に感激するくらい使いやすかったのですが、キーの調子が悪くなり買い換えました。どうせなら、と、25周年記念モデルを購入。
使い続けていくうちに、自宅でも同じ電卓を使いたくなり、オリジナルのhp12cを購入。
現在は、会社と自宅で12c、外出先ではPalmRPN電卓の『MathU』。このように、いつでもどこでもRPN電卓を使える環境になりました。

↓自宅用のhp12c(下)。動かなくなったhp12c Platunum(上)は記念に取ってあります。

↓これが会社で使っているhp12c Plutinum 25thモデル。Platunumとは、色が違うだけです。

使ってわかった感想をひとつ。

Platinumモデルの通常版と25周年記念モデルは、色が違うだけですが、hp12c のオリジナルモデルと、Platinumモデルは、違いは色だけではありません。
計算スピードが全然違います。Platinumモデルの方が圧倒的に早いです。といってもパソコンではありませんから大して気になりませんが、Platinumモデルを使った後でオリジナルモデルを使うと、そのあまりの差に驚きます。
それから、パソコンで言う『元に戻す』(アンドゥ)機能が、Platinumモデルには備わっていて、オリジナルモデルにはありません。これは使い勝手に差が出ます。
あとは、これはRPNを目当てに使っている私にはまったく意味のない機能ですが、PlatinumモデルにはRPNモード以外に、通常の電卓のように打てるALGモードも備えています。
それから、価格が違います。Platinumモデルがやや高い価格です。でも、電卓に1万円前後出せる方には、価格の違いは大して気にならないと思います。

私のお薦めは、使い勝手を優先するならPlatinumモデル。表示フォントがクラシックで製品の色合いも渋いオリジナルモデルは、どちらかというとファン向けかもしれません。

厚さが1センチ以上にもなるA5判の取説が付属しています。ものすごく満足度が高いですが、英語です。ゆっくり読めば理解できないことはありません。ただし、英語です。

日本のアマゾンで購入すると日本語版の取説が付いてきましたが、今もそうなのかはわかりません。