いつもRPN電卓

Tungsten C にはRPN電卓を入れています。それは『MathU』というソフトです。もちろん、RPN電卓はhpから出ているリアル電卓、12c、あるいは12c Platinum がすごく使いやすいです。その12cをそのままソフトにしたものもありますが、そうするとPalmWindows MobileなどのPDAに入れて使うには、キーが多すぎて使い勝手が下がってしまいます。
この『MathU』は、いくつかのキーを減らして合理化することで使い勝手を損なわずにRPN電卓PDAで実現してくれています。
本当に使いやすいです。
キーの間隔が適度に空いていて、押し間違えが少なくなりますし、視認性も優れています。スキンが最初から設定されていて、hp12cライクな画面にもできます。
Windows Mobile 用もリリースされていますが、そちらはOS標準メニューバーを残す仕様なので画面が若干狭いです。このPalm版は画面全てを覆いますので、最大限で使うことが出来る設計になっています。
Palm用のRPN電卓はいくつかありますが、この『MathU』をイチ押ししたいです。
ちなみに、『MathU Pro』という上位バージョンもありますが、それはプログラムを組み込めるハイスペックを備えています。私にはそこまでの機能はオーバースペックなので、『MathU』で十分です。

上記が『MathU』Palm版です。

以下が『MathU』のWindows Mobile版。残念ながらWindows Mobile版には上位バージョンの『MathU Pro』しかありません。
それでも、いろいろ試した結果、Windows MobileRPN電卓ソフトは『MathU Pro』が一番使いやすいと思いました。それはキーのサイズが大きく、キーの間隔も適度に空いているからです。
ただ、残念なのがメニューバーが残ってしまっていて、これを消して画面一杯に使う仕様が用意されていないことです。全画面モードに出来る凄いソフト『フルスク』を使っても同じでした。

以下は、hp12cの機能をかなり正確に再現したWindows Mobile版のRPN電卓です。『Pocket 12c』というソフト。インストールしましたが、あまりにもキーが小さすぎて実用ではありません。でも、なんとなく入れたままにしています。

次は『MXCalc 12c』というソフト。文字をボールドにしたり、プラチナ・スキンで視認性をあげたり、完成度は高いです。そういう意味で感じは良いんですが、いかんせんファイルサイズがデカすぎます。1.4メガ。とてもメインメモリには置けません。。。

次は、『Free42』というソフト。フリーウェア。雰囲気満点で好きですが、正確に本物の電卓を再現しようとするあまり、ボタンが小さすぎて実用には向きません。趣味性が強いといいますか。でも、すごいですね、こんなことまで出来てしまうなんて。記念に入れています。